少し前くらいからになるのだが、経営コンサルタントの私に幹部、もしくは幹部候補生の教育、研修をしてもらえないだろうか、という依頼が増えてきた。確かに私も50歳を超え、そうした方々の前でも少しは講師ぶることはできるようになってきた。
経営の現場で経営コンサルタントとして四半世紀以上過ごしてみて感じるのは、担い手がいない限りどんな戦略も成功しないということである。経営を実践するうえで重要な人材開発に取り組むことができるのも、経営コンサルタントとしては幸せにつきる。
同時に、研修の方法も座学中心から、実際の経営課題を解くことを研修の課題とするアクションラーニング型のものが増えている。経営コンサルタントとして、研修に参加されている方々と経営課題を解くことは、まさに腕の見せ所でもある。
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