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アイシンク株式会社 代表取締役
伊藤健太郎 いとう けんたろう
伊藤社長が率いるアイシンク社の方々と仕事をするようになったのは、講演依頼を受けてからのことだ。伊藤社長はもともとエンジニアで日本鋼管(現在のNKK)にお勤めになってから、アイシンク社を起業された。プロジェクト・マネジメントを中心とする人材育成会社である。金融機関にとってプロジェクト・マネジメントはこれから急ピッチで強化しなければいけない分野だし、アイシンク社は経営人材の育成にご関心があるようで、意見交換を続けている。近い将来、両者の知見を活かした研修・人材育成プログラムを実施していこうと相談している。


有限会社インフォナビ代表
上野佳恵 うえの よしえ
上野さんとは私のマッキンゼー時代からの長い付き合いになる。当時から彼女はリサーチ部門を任されていて、いつも助けてもらった。いまでも(笑)。ネット全盛時代となった今でも、彼女のリサーチは一工夫二工夫されている。困った時には上野佳恵というのが、私の常套手段になっている。お互い自営業として切磋琢磨している。


慶應義塾大学総合政策学部教授、大阪府・市特別顧問
上山信一 うえやま しんいち
マッキンゼーの時代から、お互い全くの畑違いのようで接点がある。私が浪人していた時代、大阪府特別参与となったのも、この人が橋下徹さんに推薦してくれたお蔭である。お蔭で金融関係、あるいは通信、電力といった社会サービス系の民間クライアントだけではなく、自治体経営の支援にも携わることになった。世話好きで、いろいろと教えてくれる。そのうえ、グルメな人でもある。


日本リスク・データ・バンク株式会社代表取締役社長
大久保 豊 おおくぼ ゆたか
大久保さんがマッキンゼーには1年くらいしか勤めず、丁度そのころ私もストックホルムで仕事をしていた関係で、マッキンゼーでの接点はほとんどない。ただ、私がルートエフ株式会社を立ち上げたときに真っ先に応援に駆け付けてくれた人。専門はリスクマネジメントで金融業界で彼の名を知らない人はいない。リスクマネジメントのためのIT会社データ・フォア・ビジョンを1996年に立ち上げた。「金融宮大工」というのが、基本コンセプトだそうだ。


B&Company株式会社 代表取締役社長
太田薫正 おおた しげまさ
マッキンゼー時代からの知り合い。しかも、ふたりとも数学専攻で大学は同窓という奇遇。太田さんはマッキンゼーを辞して、しばらくたった後に今の会社を設立して、ベトナムのリサーチを専門とする仕事を始めた。あるとき私のところに来て地方銀行を紹介してほしいとお願いされてから、一緒に仕事をするようになった。ベトナム貿易大学(ベトナムの最難関大学)で経営学を教えている。


有限会社ボナ・ヴィータ 代表取締役
菅野誠二 かんの せいじ
菅野さんは、マッキンゼー時代は主にマーケティング分野のコンサルティングをされていた。当時、個人向けサービスを強化している途上だった金融機関にとってマーケティングは新しい業務であったので、菅野さんと一緒にときどき銀行をクライアントにコンサルティングをした。マッキンゼー卒業後は、ご自身の会社を立ち上げられ戦略から人材開発、アクションラーニングまで幅広く活躍されている。


地域共創ネットワーク株式会社 代表取締役
坂本忠弘 さかもと ただひろ
坂本さんとの出会いは、PwC主催の勉強会でのことである。これからの新たしい銀行モデルについて、銀行の方々を招いて金融分野の大勢のプロフェッショナルの意見を聴く場をつくってくれた。坂本さんは心の底から、地域金融機関がよくなってくれることを願っている。地方銀行のコンサルティングの経験が多い私からすると、まさに同士といった存在である。


株式会社リンクエス 代表取締役社長
柴田常文 しばた つねふみ
柴田さんは博報堂時代からでクリエイティブ・ディレクター兼コピーライターとして大活躍されている人だ。KDDの「ゼロ・ゼロ・ワンダフル」やファミリーマートの「あなたと・コンビニ・ファミリーマート」は今でも耳に残る。広告業界の各賞を総なめにしている。現在は博報堂を退職し、大学でマーケティングを教えながら、キャノンなどの統括クリエイティブ・ディレクターを続けられている。


チャイナリスト投資顧問有限公司 総裁
孫 田夫 そん たお
孫さんは、日中をまたにかけて活躍されている投資コンサルタントである。大学こそ中国の大学を卒業されているが、日本の金融機関での職務経験も長い。日本語で会話できることはもちろんのこと、日本を本当によく理解してくれていて、そうしたスタンスで中国への進出をナビゲートしてくれる。マス・メディアの報道と中国の実態の違いを懇切丁寧に教えてくれる。本当の意味で日中のビジネスの架け橋となっている人物である。


株式会社キープオンデザイン 代表取締役
竹内謙太郎 たけうち けんたろう
竹内さんは、もともと長友先生の下で働いていて、私の名刺を制作するときの担当デザイナーであった。あるとき、K2の大阪にある倉庫を整理しに大阪に来られたことがある。そのとき、お好み焼き屋でグラッフィック・アート業界について色々と教えてもらった。今回のルートエフのホームページも彼の制作による。アート・グラッフィクとITに精通した数少ない逸材だ。


マーケットシェア株式会社 EVP、Managing Director
友松重之 ともまつ しげゆき
友松さんとは、GE時代に知り合った。銀行を立ち上げたときのマーケティングを、ということで彼は入社してきた。彼は、電通Y&Rを振り出しにJ&J、Coca Cola、GEなどでマーケティングに従事し、前職ではヤフーのマーケティング本部長だった。友松さんはマーケティングをサイセンスだと位置づけていち早く定量的なアプローチを重視してきた。友松さんの会社の持つ複数のメディアの関連を見極め、マーケティング費用の最適化を図るモデルは、本当に革新的だと思っている。


株式会社ケイツー 代表取締役
長友啓典 ながとも けいすけ
長友先生とは、ルートエフ社を立ち上げたときに、名刺をデザインして頂いてからの付き合いになる。グラフィック・アート業界の重鎮で、各賞を総なめにし、業界に「K2文化」という造語を生み出させしめた。私の世代なら衝撃的だった「激写」のアート・ディレクションもしておられる。長友先生と月に1度くらいの頻度で食事をさせて頂いている。ちょこちょこと小皿にのった料理が大好きな食いしん坊でもある。


B&Company Vietnam Ltd.
Van Cao ばん かお
バンさんは、かつて日本に留学をしていた才女である。その後、ベトナムで日系企業に勤めていたところを太田さんにリクルートされた。バンさん自身が積極的にベトナムの現状を日本のクライアントに噛みほぐして説明してくれる。また、彼女の留学仲間はベトナムでさまざまな要職についている。そうしたネットワークを活用して、現地の視点で良い点も悪い点も含めてベトナムの現実を教えてもらっている。他にはいない存在である。


B&Company Vietnam Ltd. Business Analyst
Vu Kim Chi ぶ きむ ち
キムチさんには、いつも調査や分析をお願いしている。日本とベトナムの時差は2時間。その時差を利用して、私が早朝リクエストすると、その日のうちに、大抵は日本時間の深夜になるのだがチャートにして戻してくれる。翌朝、そのチャートを眺めて、あれやこれや新たなお願いをするのだが、いつも陽気に溌溂として対応してくれる。そのクオリティはマッキンゼーのアナリストとなんら変わらないので、いつも感服している。


B&Company Vietnam Ltd. Business Analyst
Bui Ha Phuong ぶ はー ふおん
彼女は、私がベトナムで多くのキー・パーソンにインタビューしに行く際に同行してくれえる。もちろん、英語はペラペラの才女である。ベトナムでは、政府や企業の経営幹部の多くが40代で英語が堪能な方も多いが、なかには年配の方もいて英語が通じないこともある。そんなとき、彼女は私の拙い英語を上手にベトナム語に訳してくれて会話の仲介をしてくれる。本当のことを聞き出すときに欠かせない一流のコミュニケーターだ。